Galaxy TabやiPadにペン対応windowsなど、ペンデバイスを選んだり使うときの自分なりの心得をメモしておきます。みなさまがペン対応のガジェットを買うときの参考になれば嬉しいです。
先に結論から書きますが、
「ペンデバイスはサブデバイスであり、メインとなるコンテンツを表示するデバイスの補助を担うデバイスである」というのが、色々とペンガジェットを買ってきて気付いたことです。
教科書の問題をノートに計算したり、授業中にノートを取ったりする場面をイメージするとわかりやすいと思います。ノートを使うときはほぼ必ず教科書や黒板といったコンテンツを表示しているものが別にあり、そちらを見ながら補助デバイスとしてノートを使っている状況になっていることが多いと思います。
これはデジタルになってもあまり変わりません。資料を見ながらノートをとったりするときに、PDFを表示するデバイスとノートをとるデバイスは別にしておかないと不便を感じます。画面分割機能などを使って、半分にコンテンツを出しながらもう半分をペンデバイスの入力画面として使うような使い方よりも、全画面に表示したコンテンツに対して別デバイスでペンで書く方が明らかに便利ですよね。ですので先にコストをかけるべきはメインデバイスであり、そのメインデバイスがペン対応である必要は無いかなと思います。
ペン対応デバイスを使う際は紙とペンよりも高度に使いこなせるような技術や慣れ、デジタルならではの優位点が必要かなと感じているのですが、自分も正直なところ「紙のノートとペンではやり辛いが、デジタルペンガジェットならやりやすいこと」をうまく探せている自信がありません。
もちろんメインデバイスがペン対応であればいざというときに両対応にできるという利点もあるのですが、ペン対応にすると価格が高くなったり重たくなったり、光沢仕上げの画面しか選べなくなったりするデバイスが多いです。いまならGalaxy Tabs S9 FEあたりのペン付属のデバイスを試してみて、あまり使わないな・・・と感じたら手放す。というのが良いかなと思います。
最後に、なんとなくデジタルでペンを使ってるのカッコ良さそう!といったカタチから入るのも、ペンガジェットへの入口としては素晴らしいものだと思いますし、それを否定するつもりもありません。ぜひペンガジェット沼へお越しいただき、たまに紙とペンに戻ったりしてアナログとデジタルを行ったり来たりしながら、最高のガジェットを巡る終わりのない旅路へと迷い込んでいただきたいものです。
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